実写「ゲゲゲの鬼太郎」
「ゲゲゲの鬼太郎」をみてきました。ストーリについては、 この時期向けの作品(ファミリー)とむずかしくかんがえなければ 楽しめるとおもいます。
私はヒーロー物のノリでみました。われらがヒーロー鬼太郎(ウエンツ瑛士)と悪の隊長空狐(橋本さとし)の対決の図式です。
悪役側はキマっているとゲゲゲの鬼太郎の感想アップにもありました、そのとおりです。善側は鬼太郎・猫娘・こなき爺・砂かけ婆などの外見のはまり具合、キャラたっているのが印象的です。でも、持っていかれているとおもいました。(かなり贔屓目もあるでしょうが)ビジュアルのいいスタイリッシュッ鬼太郎、それはそれとして、演技者としての場数が違うから、これは監督の計算の上のことなんでしょう。
橋本さとしさん演じる空狐は体格のいい、威圧的暴力的なキレキャラ。残念なのは尻尾が邪魔な気がしたのと、アクションがそんなになかったこと。このタイプの胡散臭さと、キレてからの突進する迫力は彼の本領発揮です。鬼太郎勝てる?とかなり不安な展開でした(この先はネタバレなので書きません。)まさに悪。橋本さとしさんが憎々しげに演じれば演じるほど、鬼太郎に勝って欲しいと思いました。鬼太郎、また綺麗でかっこいいのですよ、線細いけれど。
悪だけど小物ねずみ男(大泉洋)もぴりっと山椒のごとく、存在感があります。チョコマカと動きまわって少しでも得をしようとして、結局失敗してしまう。自分の利益優先で鬼太郎を平気で裏切るくせに、鬼太郎を頼ってくる。愛想つかしているんだけど、切り捨てはできない、その匙かげんが難しい役を情けなくもコミカルに大泉さんが演じてます。(笑)いいんだわ、なりきっていて。
他にきがついたのは猫娘の女の子度が高いところ。天狗 変。天孤綺麗でした。生活感のない小雪さんらしい、掴みどころのないどこかはかりしれない存在でした。シーン数からすると一番印象強かったかもしれません。室井節がなくて砂かけ婆、淋しかったです。
私は最初から橋本さとしさんがどのような役なのか見たくて行ったので、堪能してきましたが、鬼太郎ファンがあの独特さを期待すると、まったく違うのでとまどうかもしれません。
既知のイメージをフラットにして 今様を鑑賞 できるのなら、楽しめる作品だと思います。
お昼にウエンツ瑛士さんトークゲストでTV出演してました。そこで「鬼太郎のイメージに近いのは小池撤平のほうだけど、(出演)オファーがきたのは僕になんです」という内容の発言をしてました。(正確な発言の再現ではありません悪しからず)かなり耳に入っているのでしょうか。小池撤平さんと橋本さとしさんの顔合わせって 、いじめて困らせに行っているみたいになりそうです。それなら空狐も別な人が演じていたかもしれませんね。
京極夏彦さんがなんらかの形でかんでないかな、と淡い期待ももってましたが、なかったみたいです。
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