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映画「憑神」

(お断り 実際見た日は、記事の公開日ではありません。悪しからず) 公開そうそうにみに行くなんて、およそらしくない亊をいたしました。時間が合うこれを観ました。
大作ではないし、話も劇的ではない、小市民的なもの。喜劇でもあるので、そこを楽しめるかどうかでたぶん評価が変わる事になると思います。

酔って祈った社の三種の災いの神に次々ととりつかれた侍、彦四郎(妻夫木聡)が厄難に翻弄される中で、自分の人生の意義について目覚めていく物語です。

脇が達者な俳優さん達でかためられていて、そのやりとりをみているのは、心持ちのよいものです。その中で力みがちとはいえ、浮いてしまわずに主役の分を果たして、妻夫木さん存在を見せ付けましたね。前半のくすぶっている頃と後半の答えを探している頃では、顔が違ってみえました。
兄上の佐々木蔵之介さんが情けなく見えれば見えるほど彦四郎の妻夫木さんがかっこよく見えてくるのでした。拍手喝采です。そんなだめぷりっ、『あり』ですよ。この役で立ち回りは無理でしょうね、確かに。また老けメイクの夏木マリさんの背筋のピンと伸びた、武家の母上、天晴れです。
災いの神三様ですが、「死神」の森迫永依ちゃんが一番印象に残ってます。
自分を信じて、自分の志に沿って生き死にを考える。今必要なことかもしれません。
『御利益』おわるまで しっかり聞いてから 映画館をでました。主人公の選択がこれでいいのか?と疑問は残りますが、ほっこり あたたかくなった気分で、でてきました。
追記
福本清三さんがはっきり映ってますよ、マニアの皆さま。
江口さんが幕末の場面にでてくると、坂本龍馬を思い出してしまいましたが、「勝海舟」 役でした。

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