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楽しや、「SHINKANSEN RX 薔薇とサムライ」

SHINKANSEN RX 薔薇とサムライ

赤坂ACT劇場3月18日(木)~4月18日(日)まで上演。

大阪公演は梅田劇場4月27日(火)~5月13日(木)

3月23日観劇しました。

桜の季節、と浮かれて行ってまいりました。ほころんできた桜のツボミが寒さの中、春を告げていました。

バタバタしていて記事する時間がなかったので、観てからすでに一週間経っています。

昨年の五右衛門ロックの主役(?にしては出番がすくなかったけれど)の石川五右衛門が、ヨーロッパの女海賊のアンヌ・ザ・トルネード一派とつるんで大暴れ。海賊だけを狙う「義賊」アンヌが実は行方不明だった王女、王家と国家再興のためにお力をかしてくださいと担ぎ出されて悪宰相一派との知恵合戦、武力抗争が起こるお話。国のためとかつての仲間と戦い、国の建て直しに尽力していたのにやがて宰相の企みにのぜられていたことが発覚し、「王女ではない、王家を語った」と死刑宣告される。

宝塚トップスターをはった天海祐希さんがゲストらしく、何でもありとはいえかなり宝塚よりのお話展開でした。歌のびやか、ダンスシーンも華やか、男装、女姿ときらびやかでした。(オスカル風軍服姿、女王様扮装、海賊姿どれも長身に映えていました。)ギャグは少なめに思いました。新感線ならではの迫力の殺陣もたっぷりありました。

アテガキ、ということなのでゲストの皆さんがキャラたっていてさらにはまり役。

宰相ラーカム・デ・フライボン 藤井孝さん。言っている事と本心がどこまで一致しているのか抑えたトーンがかえって恐かったです。

シャルル王子役浦井健治さんのハイテンションの「王子様」(職業は?と聞かれたら満開の笑顔で 王子です と言いそうな 天真爛漫天然キャラ)は、純粋培養さの困ったチャンながら純な真直ぐさを好演してました。私は初見なので、こういう王子様キャラのはまる男優さんがいることに驚き放しでした。

さながらルパン三世の銭型警部の役どころ、石川五右衛門を追うデスペラード豹之新役の山本太郎さんは、ギャグも受け持つムードメーカーでした。強面の一本調子のイメージをもっていたのですが(失礼)、すっかり払拭されました。

宰相の孫娘 ポニー・ブライボン役の神田沙也加さんは、二世タレントというイメージしかなかったので、政治の道具に使われることを嘆きながらも祖父に従うお姫様がはまっていたのには驚きでした。達者なご様子。これからおみかけするのが楽しみです。

エリザベット役 森奈みはるさん。歌いだすとベルサイユの薔薇の貴婦人かと思いました。宝塚娘役らしい歌唱。「何故歌う!?」とアンヌが遮るやりとりが絶妙でした。

出ていなかったら嫌だ、名前が見当たらない、と不安だった右近健一さんも ソロで喉を披露し、大満足です。「ザンス」連発でした。これもまさに原点。

粟根まことさんの悪ぶりもなるほど。橋本じゅんさん、ふりきれてしまっていて、笑う以外なす術がなかったです。劇団員の皆様の表情はオペラグラスで追っかけていました。

たっぷり拝見ついでに、夜の部の半分(予定が変って東京泊できなくチケット昼夜とっていたのですが、夜の部は休憩まで)観て帰宅しました。色々と可能性を探して取り組むのも良いのですが、新感線らしい娯楽たっぷりの作品、大歓迎です。しばらくはこの余韻で生活できる、といっていましたが、本当にそうでした。たっぷりと楽しんだエンターティメント作品でした。

カメラがあったので、収録日だったのかもしれません。DVD発売もすでに決まっている30周年公演作品です。

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